NPO法人セルフサポートセンター浦河 北海道浦河群浦河町築地3-5-21

活動内容

○ ピアサポート活動

1978年の活動発足時より、浦河の地域で暮らす障害当事者たちの、当事者による様々なピアサポート活動を行っています。

「ピア(peer)」は「仲間」という意味です。
浦河では「仲間の力」という言葉がよく使われています。
ある時、幻聴さんがたくさんやってきて調子が悪かった仲間が、別の仲間がくれた「飴」を食べると幻聴さんが落ち着いたというエピソードがありました。
「ピア」には他からは得られない「力」があります。
浦河では、日本に「ピアサポート」と言う言葉が入ってくる前から仲間同士の支え合いの文化があり、私たちはそれをもっと多くの精神障害を持つ仲間に伝えていきたいと考えています。

将来的にはこのピアの文化を、浦河らしさを活かした形で伝承していければと思います。


○ 自治会活動

まだ浦河赤十字病院に精神科病棟があった約40年程前は、病棟内に入院患者の自治会があり、患者が自分達の病棟での生活などについて話し合ったり意見を交わしたりしていました。

生活の場が地域に移行していった浦河では、その病棟時代にならい、生活で良かった事、苦労していることなどを仲間からあげてもらったり、休日の憩いの時間をみんなで持ったりしています。

将来的には地域の人たちにも私たちが望む事を提言して行けたらと思います。


○ 子ども・子育て応援、研究活動

地域で暮らす子どもたちや子育てをしている親たちの応援と研究活動を行っています。オンラインでつながった全国の仲間との活動「ゆるふわ」も行われています。


○ 「ピアSST(ソーシャル・スキルス・トレーニング)」活動

地域で暮らす当事者たちの生活を助ける「ピアSST活動とのその普及活動を行っています。

「ピアSST」は、精神障がい者が仲間同士のピアサポートのために行うSSTで、グループセッションとして行うもの、個人SSTとして1対1で行うものがあります。
SSTとは「Social Skills Training(生活技能訓練)」の略で、コミュニケーションの課題を抱えている仲間が具体的な日常生活におけるコミュニケーションの課題などを練習し、実際の場面に備えるもので、認知行動療法のひとつとも言われています。
浦河では1992年からSSTが導入され、当事者の暮らしの中に活用され、幻聴などの症状などへの対処など、「ピアSST」も含めて独自の発展をして、私たちの生活にも深く根付いており、何かというとすぐ「SSTしよう」という声が持ち上がります。